第一条（目的）
この規程の目的は、一般に公正妥当と認められる基準に従い、活動の会計処理に関し会計事務が処理され、真実な会計報告を行うこと、および活動の計数的統制とその能率的運営を推進するための基準とするものである。
第二条（適用範囲）
1．活動の会計処理は、すべてこの規程の定めによる。 ただし、この規程によりがたい場合、またはこの規程に定めの
ない重要事項については、一般に公正妥当と認められる基準に従って処理し幹事会の承認を受ける。
2．この規程中、各条項の細部の取扱いについては、必要に応じ別に「細則」を設けることができる。
3．会計処理の責任は、事務局長が負う。
第三条（機密の保持）
会計担当者、役員、会計事務に係る者は、機密に属する会計事項を他に漏洩してはならない。
第四条（規程の改廃）
この規程の改廃は、会計担当者が立案し幹事会が決定する。
第五条（勘定科目）
勘定科目および費用の区分は、別表「勘定科目別支出等明細」による。
第六条（会計帳簿、諸表および証憑）
会計帳簿は次のとおりとする。
1．現金・入出金・残高明細帳
全ての現金入出金を、郵便通常貯金に入出金することにより、 郵便通常貯金通帳を現金・入出金・残高明細帳に
代用する。
2.．入出金伝票
領収書（明細が記入されたレシートを含む）は、支出証憑とするほか、Ａ４版の用紙に貼付したうえ、勘定科目
および入出金番号、備考などを記載したうえ入出金伝票に代用する。
3.．勘定科目別残高明細帳
勘定科目別残高明細帳の収支残高は、常に現金・入出金・残高明細帳の残高に一致する。
4．仮払明細票
活動の経過で、仮払いの必要が生じたときは、2. 入出金伝票の扱いに準じる。
仮払金を管理する者は、仮払金を受領したときに仮払明細票に署名する。
仮払いが清算されたときは、その明細を記載するほか、領収書などを貼付して管理者が署名したうえ清算する。
5．募金明細帳
3. 勘定科目別残高明細帳の収入科目の明細による。
6．諸表
収支決算報告書（上・下半期、年度別）
7．次の帳簿・諸表はコンピューターによる作成することができる。
勘定科目別残高明細帳
募金明細帳
収支決算報告書
第七条（講師費およびその旅費など）
1．」講師費は４万５千円とする（旅費相当分を含む）。
ただし、当該講師の旅費が、講師費に比して多額に昇る場合は、別途、協議して講師費を決定することができる。
なお、講師費の支払いに当たっては、原則として「講師費・旅費領収書」（雛形1）に当該講師の署名・押印を求める。
2．講師の範囲は、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会（家族会）会員
特定失踪者問題調査会（調査会）・役員
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議 （救う会・全国協議会）・役員
当会の主旨に一致し、活動履歴、実務的な実績を持つ人権支援団体・役員などとする。
以外の者を講師とするときは幹事会の協議により決定する。
この場合の講師費・旅費は都度幹事会の協議により決定する。ただし、1.講師費の金額は、各組織を支援する意味も
含めているので、その金額以下とする。
第八条（ボランティア・メンバーの交通費）
活動に必要な交通費、他の地区で開催される集会または会議等に参加するための交通費は次により支給する。
ただし、他の主催者などから別途交通費が支給されたときは、これを除く。
1．公共交通機関による場合、最寄の駅までの往復運賃。
2．最寄の駅から自宅または会場等までのタクシー代金。
3．自家用車による場合、１Ｋｍあたり次の単価により計算される旅費。
自家用自動車の排気量 2,000ＣＣ以上 単価 20円
自家用自動車の排気量 2,000ＣＣ未満 単価 15円
4．本条による自家用自動車使用中の事故は、当該自家用自動車に付保された保険による。
5．交通費は「「群馬ボランティアの会」交通費請求・領収書」
（雛形２）により請求する。
第九条（ボランティア・メンバーの食事費）
必要に応じてボランティア・メンバーの食事費、原則として５００円を支給する。事務処理は第六条4.仮払の処理による。
第十条（支払証）
やむを得ない事情により活動経費などの領収書が徴収できない場合は、「「群馬ボランティアの会」支払証（雛形３）により
領収書に替えることができる。
第十一条（ブルーリボンバッチなどの管理）
ブルーリボンバッチ（以下バッチという）、図書などの仕入れは活動費による。バッチ、図書名ごとに勘定科目別残高明細帳に準じて残高管理し、売上代金は活動費戻し入により処理する。
（附則）
1．この規程は2002年12月19日に施行する。
2．2003年9月28日「救う会・全国協議会」加入に伴い、勘定科目は、「救う会・全国協議会」制定の統一項目に準じる。
3．2012年6月11日・第七条・「講師の範囲」改定。
（雛形-1）
＜お手許控え＞
様
本日は、「救う会・群馬」「群馬ボランティアの会」講演会のために、御多忙のなか駆けつけてくださり心から感謝申し上げます。
下記のとおり、講師費をお受け取りください。
ご確認の上は、下辺に受領署名、押印いただき1枚をご交付ください。
記
講師費 ￥４５，０００ のなかには、旅費相当分も含まれています。
当会は旅費相当分を概算平均で￥１５，０００と計算しています。
当地にご来訪にあたり、航空運賃などを含めこれを超過する場合はご遠慮
なくその明細をご記載ください。超過する部分はお支払いいたします。
以 上
「救う会・群馬」「群馬ボランティアの会」(横田ご夫妻ら拉致被害者家族を支援する群馬ボランティアの会)様
講師費 ￥４５，０００ （旅費相当分を含む）
上記のとおり領収いたしました。
年 月 日
様
本日は、「救う会・群馬」「群馬ボランティアの会」講演会のために、御多忙のなか駆けつけてくださり心から感謝申し上げます。
下記のとおり、講師費をお受け取りください。
ご確認の上は、下辺に受領署名、押印いただき1枚をご交付ください。
記
講師費 ￥４５，０００ のなかには、旅費相当分も含まれています。
当会は旅費相当分を概算平均で￥１５，０００と計算しています。
当地にご来訪にあたり、航空運賃などを含めこれを超過する場合はご遠慮
なくその明細をご記載ください。超過する部分はお支払いいたします。
以 上
「救う会・群馬」「群馬ボランティアの会」(横田ご夫妻ら拉致被害者家族を支援する群馬ボランティアの会)様
講師費 ￥４５，０００ （旅費相当分を含む）
上記のとおり領収いたしました。
年 月 日
ご署名・押印
（雛形-2）
3.旅費交通費
「群馬ボランティアの会」交通費請求・領収証
年 月 日
署名・押印
合計 金額
明 細
（自家用自動車使用の場合 1Km当り 2.000ｃｃ以上 単価20円 未満 単価15円）
（雛形-3）
1.活動費
「群馬ボランティアの会」支払証
年 月 日
下記のとおり支払いしました。
署名・押印
合計 金額
明 細
別表「勘定科目別支出等明細」
１．活 動 費・・・講演会・勉強会・街頭署名活動などの会場経費。
そのためのポスターチラシ、看板、案内板。
署名用の記載台、ペン、筆。
講師謝礼、旅費等。メンバーの食事代。
その他運営に伴う諸経費、人件費。
2．通信発送費・・・郵便代、切手、葉書、クロネコメール代これに準じるもの。
葉書などが印刷代に含まれるときは印刷費。
3．旅費交通費・・・メンバーの交通費、所定旅費。
4．印刷費・・・・・カバーレター、カンパ封筒、署名用紙。名刺。
「救う会・群馬」「群馬ボランティアの会」封筒、大小。
コピーの代金
5．消耗品費・・・・ブルーリボン作成経費、謝礼。
紙製募金箱、シール作成経費。
その他上記に含まれない消耗品。 腕章。ムームカード。
6．備品費・・・・・単価または一組の価額が税込み５万円以上で、耐用年数が１年を超えるもの。
備品の購入は幹事会の議決が必要。
7．手数料・・・・・支援金などの送金手数料。
郵便振替の料金。代引き手数料。その他の手数料。
8．事務所経費・・・事務用品、ＰＣインク、用紙、必要なソフト。
単価１万円以上のものの購入は幹事会の議決が必要。
9．雑支出・・・・・前項のいずれにも属さない１千円以下の物品、購入または支払い。
10．支援金支出・・・・家族会、「救う会・全国協議会」、調査会宛の支援送金金額。
１１．収入科目・募金・・募金。
１２．収入科目・雑収入・貯金利子、その他の収入。